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梅の剪定
昔からサクラ切るバカ梅切らぬバカの梅です、主幹(太い木)は思い切りカットして葉先は丸く仕上げるのが一般的です。 成長は本来早のですが、ある程度の高さまで伸びると、あとはそんなに伸びない。放置していると徒長枝がでてくの字型に伸びた来る、この曲がりの多い樹形が梅の最大の魅力となります。剪定は強く行う方が花の付きが良いです。移植にも強い木です。強剪定による枯れもあまり心配ないので木の形はできるだけ留意して整えるがいいでしょう。梅は枝がどのように伸びるのか想像しにくい。だから強い剪定が必要で形を作ります。梅の徒長枝は形を変えるほど強く出るので留意して形づくる必要があります。

剪定の時期ですが12月から2月ごろがいいでしょう。伸びすぎた徒長枝を切るのは梅雨明けや夏でもいいです。ひこばえや胴ぶきはなるべく早く切り落とします。でも例外で必要とあれば胴ぶき、ひこばえを利用した形造りも問題ないで。普通の樹木と違う点は枯れ込んだ枝や苔が趣を持つ点にあります。花が咲きにくいときは日照不足が原因です。夏に水分を減らしてやると 花がよく咲きます。梅の生育条件としては日当たりがよく夏に乾燥しやすい土がいいです。木の間隔は開け剪定が好ましいです。観賞は花も樹形も考えられますが、古木の感じを出すためのザラザラ感のある肌を利用して、割れた木でも利用します。古木の風情を出すためです。花は寒い冬を越した後、けなげに一番早く咲き始める木が梅でしょう。雪にも合います。・・
